ジュニアユースサッカーフェスタ2018 in Cambodia

日時:2018年8月23日~8月29日

場所: カンボジア王国カンダール州立サッカー場

日本からのスタッフ:19人

カンボジアのスタッフ:30人

参加者:延べ約800人(実数約160人)

観衆・テレビ視聴者:延べ約500人(視聴者数は不明)

2016,2017年に引き続きカンボジア王国の少年・少女の為のサッカー大会を開催しました。カンボジアのサッカーのレベルは低く、特に女子サッカーはほとんど普及していません。この大会は、これからのカンボジアのスポーツ文化醸成、サッカーによる少年・少女の人間教育の推進、男女共同参画の高揚を図るとともに我が国とのスポーツ交流の一助となることを目指しています。

カンボジア王国カンダール州立サッカー場において、6日間にわたって少年・少女(共に18歳以下)のクラブチーム各4チームを招いて、サッカー大会とサッカークリニックをおこないました。また、現地の指導者、選手を対象に、ケガの予防法と、その処置に対する講習会も併せて実施しました。講習会に参加する子どもたちが昨年よりも増え、選手自身が意識を持つようになり、また試合中に接触した選手に対し、チームがドクターバックを持って処置にあたる光景が見られました。

選手たちはスポーツマンシップにのっとり、熱闘を繰り広げ、応援合戦にも熱が入っていました。また、現地メディア(TV5 Sport News)による取材、放送(8月30日)が行われました。日本から来た学生達との交流も行われ、本プログラムは成功裏に終わりました。

カンボジアの人たちの声です。

優勝したチームの選手「優勝する事が出来て本当にうれしい。これからも開催してほしい。」

王立プノンペン大学副学長「日本からたくさんの人に協力して頂き、感謝します。プノンペン大学の学生ランティアでこの大会に携わる事が出来てとてもうれしく思っています。」

チームの監督「このような大会を開催して頂いたことを非常に有り難く思います。次年度以降の開催も楽しみにしております。」

カンボジアサッカー協会「このような大会を通じて選手が成長することでカンボジア全体のボトムアップにつながる。是非継続して開催してほしい」

ジュニアユースサッカーフェスタ2016 in カンボジア開催!

2016年8月22日から27日まで、カンボジアにて「ジュニアユースサッカーフェスタ 2016 in カンボジア」を開催し、成功裏に終わりました。

この大会は、スポーツフォートゥモローの認定事業として実施しました。

スポーツフォートゥモローは、日本政府が2014年から2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。

 

カンボジア国内のサッカークラブの中から、16歳以下のサッカーチーム、男子4チームと女子4チームを招待し、サッカー大会を開催しました。試合方法は、リーグ戦方式で行いました。大会初日には、全てのチーム及び個人参加も含め参加者全員にサッカー講習会を行い、また25日には10歳から12歳までの子どもたちにサッカー指導を実施しました。さらに、随時、各チームや個人に対しても個別にサッカークリニックを行いました。

外部からの協力者として、吹田市のサッカー協会の指導者や神戸学院大学やプール学院大学、常葉大学の学生がサッカー指導を実施しました。また、神戸学院大学のボランティアグループであるVAF(カンボジア支援)に、大会の運営の一部を担ってもらいました。

 

サッカー大会参加者の反響としては、女子の部で優勝したNERCの選手たちの中には「サッカーをしていてよかった。これで、いつも女性がサッカーをすることに対して怒っている親も応援してくれるかもしれない。」と言っている子もいました。

サッカー教室に参加した子どもは「サッカーをちゃんと教えてもらったのはじめて、楽しい。」と喜んでいました。

カンダール州教育省からは「カンダール州のためのサッカー大会を開催してもらい感謝している。これからも実施してほしい。」との要望がありました。

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本事業は、国際交流基金アジアセンターの助成を受けて開催しました。