2016年8月22日から27日まで、カンボジアにて「ジュニアユースサッカーフェスタ 2016 in カンボジア」を開催し、成功裏に終わりました。
この大会は、スポーツフォートゥモローの認定事業として実施しました。
スポーツフォートゥモローは、日本政府が2014年から2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。
カンボジア国内のサッカークラブの中から、16歳以下のサッカーチーム、男子4チームと女子4チームを招待し、サッカー大会を開催しました。試合方法は、リーグ戦方式で行いました。大会初日には、全てのチーム及び個人参加も含め参加者全員にサッカー講習会を行い、また25日には10歳から12歳までの子どもたちにサッカー指導を実施しました。さらに、随時、各チームや個人に対しても個別にサッカークリニックを行いました。
外部からの協力者として、吹田市のサッカー協会の指導者や神戸学院大学やプール学院大学、常葉大学の学生がサッカー指導を実施しました。また、神戸学院大学のボランティアグループであるVAF(カンボジア支援)に、大会の運営の一部を担ってもらいました。
サッカー大会参加者の反響としては、女子の部で優勝したNERCの選手たちの中には「サッカーをしていてよかった。これで、いつも女性がサッカーをすることに対して怒っている親も応援してくれるかもしれない。」と言っている子もいました。
サッカー教室に参加した子どもは「サッカーをちゃんと教えてもらったのはじめて、楽しい。」と喜んでいました。
カンダール州教育省からは「カンダール州のためのサッカー大会を開催してもらい感謝している。これからも実施してほしい。」との要望がありました。
本事業は、国際交流基金アジアセンターの助成を受けて開催しました。